ハワイ島火山の新着情報 5/10
今日現在の時点で溶岩流の噴出地点は14箇所、それに伴う建物の破壊は36戸となっています。
ただしいずれもレイラニ及び隣接のラニプナガーデン地域でのこととなっています。
他地域への影響はありません。
また同地域周辺の130号線と132号線は通行止になっており、避難や輸送には近隣のハワイアンビーチズ&ショアーズのカハカイ大通りが迂回路として使用されています。
添付地図と写真にあるように、噴出地点の並びが真っ直ぐ1本の線状に伸びています。イーストリフトゾーン(リスクエリア)のそのままに、そしてそれはラバゾーン1の帯とすっかり重なってもいます。
↑ 1955年の時の噴火の時の流れです。今回のそれとよく似ています。その時は終息まで87日間かかりました。ハワイの火山噴火ですから、ゆっくりゆっくり、「ペレの思案中」を繰り返しながら、のろのろと進むことになります。(今回大元の活動が早くに弱まってくれれば、もう溶岩は、1955年の時のようにカポホの方まで進んで来ることもなくなるわけです。)